ミニチュア展示会ブースを製作しました_その1

展示会ブース装飾の様子をミニチュアで製作してみました。ブースの小間を装飾していく様子をジオラマ風に表現していきます。

 

展示会は、何もないスペースのまま貸す「空間貸し」の場合と、主催者側であらかじめ(またはオプションで)基礎だけはすでに組んでいる「基礎小間組み状態」の場合があります。今回は基礎小間を組んだ状態からの装飾を想定します。

その他、下記の条件で製作していこうと思います。

 

・3✕6mの2小間ブース装飾

・約1/20サイズで製作

・ガーデニング展の展示会を想定

 

以上の依頼と考え、ミニチュアを製作したいと思います。

 

 

まずはブース小間の基礎に使う一般的なシステムパネルを製作していきます。

システムパネルはアルミフレームなどの骨組みに板材を挟んで設営することが一般的かと思いますが、今回はそこを忠実に製作する必要はありませんので、見た目だけを近づけます。

 

3mmスチレンパネルにVスリットを入れてコの字状に折り曲げ、ブース基礎の基本部分を表現します。

アルミフレームになる部分は凹凸を出すため別パーツにしようと思います。グレーに印刷してから接着剤で貼り付けます。

床に敷くカーペットは緑にしたいので、同じくスチレンパネルに印刷します。その上に先ほどの基礎を置き、接着剤で固定します。

社名板部分も貼り付けて、簡単に完成しました。


 

次は基礎ブースに装飾していきます。

まずは目立つことが最優先ですので、バックに大きく企業イメージを表現しようと思います。今回は6mの背面全体にバックパネルを敷きます。ただし実際は商品の展示も必要かと思いますので、高さ30cm程のかさ上げ台の上にバックパネルを置きます。

 

バックパネルは実際の製品と同様、コの字状に折り曲げたパネルを連結していく仕様にします。3mmスチレンパネルにVスリットを入れてコの字状に折り曲げて、接着剤で固定します。

 

展示用のかさ上げ台は実際は何個かに分割しますが、今回は雰囲気を出せば良いので6m部分を1枚モノで作成しました。印刷で木目調にしてみました。

 

これだけでもどのような会社なのかという雰囲気がでます。


 

ここにどんなアイテムを置くかを考えましたが、まずは当社オススメの「フリールーム」を置くことにしました。

これは商材をアピールするものというよりは、出展者側がカバンを置いたり、休憩したり、荷物をストックするためのボックスルームです。出展してから気づくことが多いのですが、カタログやカバンなどを置くスペースがないのは結構困ることろです。このアイテムは印刷することで商品のPRや会社のイメージを出せるので便利です。

 

ミニチュアはスチレンパネルを折り曲げて接着し、カーテンポール部分には爪楊枝を刺し、カーテン部分はキッチンペーパーで作成してみました。

 

ついでにダンボール風のミニチュアも作り、中に入れておきます。


 

 

次は中央にたくさんの展示品を置くためのひな壇テーブルを置きます。

 

大きくドーンとここに商品を集中させたいため、2段のピラミッド展示台を置きたいと思います。

これも3mmのスチレンボードと接着剤で作ります。

 

大きい展示台の上に小さい展示台を乗せて、はい完成です。


 

 

次は受付のテーブルを作成します。

カウンターとして使いますので、W1200×D500×H750mm程度のサイズでしょうか。

正面にロゴを入れるだけのあっさりとした仕様にします。

 

コの字のベースを作り、その上に天板を置きます。

コの字ベースの上側に突起をつけて天板を刺す仕様にしましたので、天板が2重ねになりましたが、ミニチュアなので良いでしょう。

 

フリールームの反対側の端にでも置いてみます。


あまり展示物を置きすぎるとブースが狭苦しくなり、営業スタッフが立って商談するスペースがなくなりますので、アイテムはあと1点にします。

看板的なアイテムがないため、当社おすすめの「インフォメーションボード」を置いてみます。これもスチレンボードの3mmで作成。実際はコピーや写真を入れて広告スペースとして使いますが、今回はひろまずロゴマークを印刷しました。両サイドに置いて、完成しました。

今回は2小間ブースをミニチュアで装飾しましたが、実際の製品もスチレンボードで製作するため、非常に軽量で手早く設営することが可能です。ぜひ一度当社の製品をご体感いただき、便利さを味わってください。

 

※せっかくですのでジオラマ用のフィギュアを購入しました。 後日、人物を配置した画像をアップする予定です。


<追記>

ブースにフィギュアを置いてみました。

→フィギュアを置いてみました